平家ヶ岳(へいけがだけ)~ドウギレ峠
 
単独 2011.10.16 
大固屋(7:18/24)→鹿落ちの滝(7:37)→木地屋(7:53)→木谷林道分岐(8:04)→平家屋敷跡(9:10)→平家ヶ岳取付(9:29)→平家ヶ岳(9:46/54)→1042m峰(10:12)→1042.6m峰(11:16)→1038m峰(12:00)→平家屋敷跡分岐(12:31)→1016m峰(12:46)→968.2m峰(13:35)→909.1m峰(14:51)→ドウギレ峠(14:59)→小西林道分岐(15:35)→木谷林道分岐(15:44)→出発点(16:13)
 
国道434号線を捨て、県道361号線を10分ばかり走ると大固屋に着いた。錦川源流の碑の前に車を駐めて、木谷峡沿いの道をたどる。香椎神社の大銀杏が熟した実を道にいっぱい落として、大変な芳香を放っている。美しい渓谷に目を奪われながら歩く。1時間45分で平家屋敷跡に着いた。かつて、この地で平家一門の松前隼人守主従が農耕や木地師をして生計を立てていたと云う。右に上がる道を行くと登山口があり、平家屋敷跡から30分で平家ヶ岳の山頂に立った。東面から南東面が開けて、水ノ尾山、小五郎山、盛太ヶ岳などを同定できる。ドウギレ峠への尾根径は、ほとんどがササに覆われていた。ヤブ山突撃隊のホームページによれば、1042.6m基準点から1038m標高点にかけては「素晴らしい森」、1016m標高点から968.2m基準点にかけては「ブナ原」、とある。10年前はそうだったのかもしれないが、今その雰囲気を味わうことは難しい。平家ヶ岳からドウギレ峠まで5時間も要したが、達成感はある。県道を下って小西集落に出ると、どの家も雨戸が閉じられ、無人集落のようだ。小谷林道分岐からは小谷川沿いの道となるので、滝や淵を眺めながらの愉しい帰還となった。
アルバム

大固屋・錦川源流碑前の駐車帯(7:20)

香椎神社(7:24)
   

姫岩(7:34)

鹿落ちの滝(7:38)
   

木地屋の廃屋(7:53)

木谷峡赤滝(8:12)
   

兵器屋敷跡の作業小屋(9:11)

平家ヶ岳登山口(9:29)
   

平家ヶ岳山頂(9:46)

1042m峰(10:13)
   

1042.6m三角点(11:16)

1038m峰の荒田山分岐(12:00)
   

ドウギレ峠(14:59) 

小西林道分岐(15:35)
   

小西集落(15:36)

小西集落(15:40)
   

小谷峡取水口の滝(16:10) 

錦川源流の碑(16:13)
   



軌跡図 
                                                   所要時間: 8時間49分、歩行距離:22.5㎞