三原竜王山(みはらりゅうおうざん)大峰山(おおみねさん)
 
単独 2013.11.16 
JR三原駅西口(7:56)⇒垣内BS(8:16)→御調八幡宮(9:11)→八幡峠(9:55)→奥ノ院(10:15)→竜王山山頂(10:24)→東屋(10:32)→桜山分岐(10:53)→八坂峠(11:12)→休憩所(11:21)→仏通寺分岐(12:05)→大峰山山頂(12:11)→仏通寺分岐(12:23)→馬ノ背林道(13:07)→仏通寺第3駐車場・大峰山登山口(13:54)→巨蠎橋(14:00)→仏通寺BS(14:04/20)⇒JR三原駅南口(14:50)
 
御調八幡宮から仏通寺までの自然歩道歩き。JR三原駅西口で甲山行きのバスに乗り、垣内(かいち)で下車。国道436号線を辿り、御調八幡に向かう。山あいの里が晩秋の陽の光を受けて際立っている。御調八幡宮に着くと、社叢のモミジは今を盛りに色づいていた。参拝して谷沿いの自然歩道に入る。よく整備された階段の道が続き、取付から40分で八幡峠に上がる。十字に分れ、越せば中之町大谷地区、左は御調坂へ続いている。左に取ってひと登りしたところで、右に御調八幡宮奥ノ院への径が分かれている。終点は竜王山北枝尾根の付け根に当たり、湿地の上手(南側)に社が建っている。かつては小さな池があった。木の鳥居は今にも倒れそうで、社殿もかなり傷んでいるが、木立の中にひっそり佇む姿は、まさに神秘的である。自然歩道に戻ると、5分で竜王山山頂。立入禁止になっている展望台に上がるが、立木が邪魔をして周りの見通しはまるでない。おまけに、足場は錆びてフワフワしており、怖い。バカなことをしたものである。反省!南陵の東屋から、筆影山、葉田竜王山、黒滝山、白滝山の霞む山容を眺める。南尾根の階段道を1㌔計り下り上りして行くと、板屋山、桜山への道が分かれている。JR三原駅の裏から竜王山南尾根に取り付き、桜山、板屋山を経て竜王山山頂に立ち、八幡峠から中之町に下る、いつか辿ってみたいルートである。自然歩道は桜山分岐で西に転じて八坂峠に下る。時おり、目の前に大峰山の大きな山体が広がる。八坂峠の道路に歩道はなく、ひっきりなしに行き交う車を避けながら、向いの取付に至るのは容易ではない。稜線に上り返すと休憩所があるが、南面の雑木が育ち、かつての素敵な展望は叶わない。尾根沿いの自然歩道は緩やかなアップダウンを繰り返して続き、やがて大峰山南尾根に合流する。途中、竜王山の優しい山容を顧みるが、以前に比べて見通しは悪くなってきている。仏通寺へ下る道を左に見て、北に向かうと間もなく、大峰山の山頂である。奥(北側)に踏跡が続いているので入ってみる。すぐに消失するが、かつては2万5千分の1図にある破線径がトチ谷へ下っていたと思われる。面白そうだが、ヤブ山用ウエアでないことを理由に早々に断念して引き返す。仏通寺分岐を南に取り、少し下った陽当りのよい階段道に腰かけてお弁当を食べる。自然歩道は馬ノ背林道を縫うようにして谷沿いに続き、分岐から約1時間で第3駐車場にある登山口に下りた。車道(県道50号線)に出ると、紅葉見物で訪れた車やたくさんの観光客でごった返していた。紅葉の盛りは少し先のようだが、それなりに美しい。14時20分発のJR三原駅行(臨時便)芸陽バスに余裕で間に合う。
アルバム

御調八幡宮拝殿(9:11)

八幡峠(9:55)
   

御調八幡宮奥ノ院・貴船神社
(10:15)

竜王山山頂(10:25)
   

竜王山南尾根の桜山分岐(10:53)

大峰山 八坂峠の東斜面より(11:05)
   

八坂峠西側の自然歩道取付(11:12)

仏通寺分岐(12:05)
   

大峰山山頂(12:11)

馬ノ背林道(13:07)
   

仏通寺第3駐車場にある大峰山登山口(13:54)

参道の紅葉 仏通寺第2駐車場&バス停の東隣(14:04)
   



軌跡図 
                                                   所要時間:5時間45分、歩行距離:16.6㎞