カブリ山(中野冠山(なかのかんむりやま))
 
2人 2014.09.08 
サイオト集会所(10:01/08)→大歳神社(10:13)→大利原登山口(10:47)→小カブリ山(11:32)→鞍部(11:46)→大カブリ山(12:06/45)→才乙分岐(12:48)→谷峠(13:04)→冠橋(13:25)→起点(13:32) 
 
カミサンを案内して芸北の大観峰、カブリ山へ。サイオト集会所の駐車場に車を駐める。今日も好晴、空は青く、山は緑に澄み渡っている。大歳神社の社殿を右に見て、県道11号旭戸河内線を西に向かう。およそ2.7㌔歩いて大利原(おおとしばら)地区に入ると、取付がある。「冠山へ」と記した立派な標識が立っている。古くからある山道のようで、広く、よく踏まれている。取付から45分で県境稜線に上がる。ここが小カブリ山の山頂であるが、樹木が育って展望はない。4年前に訪れた折は、灌木越しに大カブリ山(冠山)を見ることができた。東にひと下りすると、素敵な闊葉樹の平坦尾根が250m計り続いて、大カブリ山との鞍部に降りる。右の谷に径が下っており、辿れば大利原に出るのだろう。木漏れ日で明るい闊葉樹のトンネル坂をポレポレと上れば、20分で大カブリ山の山頂に達した。広い草原の山頂は、北面の樹木が少々育っているほかは遮るものがない。四周に名だたる山々を同定することができる、芸北の大観峰なのである。草原に腰を下ろして、天狗石山から高杉山の容のよい連なりを眺めながら昼食をとる。平日とあって訪れる人もなく、二人だけの山を満喫する。日差しは強いがとても爽やかで、秋の気配が漂っている。北尾根を下って谷峠(たにだお)に降りる。才乙から作業道が上っており、これを辿る。あまり使われることがないのか、湧水が流れて泥濘んでいるところも多い。それでも20分で県道に出て、起点に還る。向いの井屋山(いややま)の北面が大きく皆伐されて、ゼット(Z)に道が刻まれている。何が植林されているのだろうか、今度歩いてみよう。
アルバム

サイオト集会所(10:08)

大利原の冠山取付(10:47)
   

小カブリ山への山道(11:13)

小カブリ山山頂(11:32)
   

大カブリ山西尾根の急坂(11:55)

大カブリ山西の肩(12:04)
   

大カブリ山山頂(12:44)

天狗石山、高杉山 大カブリ山より(12:44)
   

大カブリ山北尾根の才乙分岐(12:48)

谷峠(13:04)
   

県道11号
旭戸河内線・冠橋南詰(13:25)

 井屋山 才乙地区より(13:29)
   



軌跡図 
                                                   所要時間:3時間24分、歩行距離:7.30㎞