猫山(ねこやま)
 
8人 2016.05.14 
西城町三坂(市道三坂小奴可線)(9:54)→猫山登山口(9:56)→第2リフト終点(10:29/34)→山上さん(10:41)→展望所(11:10)→猫山山頂(11:45/48)→頂稜展望所(11:49/53)→猫山山頂(11:54/13:05)→南峰(13:21/39)→猫山山頂(13:45/55)→第2リフト終点(14:40/51)→起点(15:07)
アルバム

猫山登山口(9:56)

スフィンクスコースに並行する登山道(10:20)

岩樋山、道後山 第4リフト終点より(10:30)

西城町三坂地区 第4リフト終点より(10:32)

倒壊した猫山大権現のお堂(山上さん)(10:42)

山上さんに祀られている役行者の石像(10:42)
恒例のグルメ山行。登るのは猫山。西城町三坂の里道(三坂小奴可線)の路肩に車を駐める。すぐ西に登山口広場があるが、こっちのほうが木陰になって、断然よい。交通量の少ない広い道、邪魔にはなるまい。お空は美晴、みんなニカニカ顔で登山口へ。登山道は、スキー場ゲレンデに並行して、ヒノキ林の中を上がっている。緩やかだった勾配は次第に増して、登り始めて20分を過ぎるころには、けっこうな急坂になる。第4リフト終点まであと少しというところで、年長組二人から休憩の強い要望が入る。道にへたり込んだ二人の顔は、ひきつって見える。少し蘇って、第4リフト終点へ上がり、大休止。ゲレンデを吹き上げる風は心地よく、眼前に広がる山里の景色に癒される。そして道後山のたおやかな山容に、みんな満足している、と思う。道は、リフト終点から60mばかり登ったところで、西横手に向かう。ゴーロの沢を横切ってほどなく、左手に倒壊した小屋を見る。かつて、猫山大権現「山上(さんじょう)さん」のお堂だったものだ。南斜面の岩屋に、ご本尊の役行者の石像が祀られている。以前は岩屋の前にも二体の石仏が祀られていたが、左の一体しか確認できなかった。

猫山山頂(11:47)

グルメ鍋「串揚げ」(12:33)

猫山南峰(13:23)

猫山 南峰より(13:21)

スノーリゾート猫山のクレオパトラコース(14:57)

ログコテージ入口(15:07) 
横手道は約480mで終わり、北支尾根に上がる。ふたたび登りの始まりであるが、闊葉樹の尾根径は心地よい。と言っても、夏日の暑さが堪えるらしく、10分後には休憩要望が出される有様。そして、その後も10分ごとに大休みして、ようやく山頂に到達した。登山口からの所要時間1時間48分、うーむ、想定内だ。証拠写真を撮って、南頂稜の展望所まで足を延ばすが、風があるので猫山山頂に戻ってグルメパーティー。今回のメニューは、「串揚げ」。ちなみにネタは、コゴミ、ブロッコリー、ピーマン、アスパラガス、シイタケ、ジャガイモ、ちくわ、ホタテ、ウインナー、ニワトリ、ブタなど、だったと記憶している。買い出しから下ごしらえを一手にやっていただいたF会長に感謝、感謝である。最高に幸せな気分で、美味しくいただき、完食。もうこれ以上は望まないという顔のみんなの尻を叩いて、南峰へ向かう。約20分で南峰に達し、南面から東面にかけて広がるパノラマ風景に親しんでもらう。箱庭のような小奴可の田園風景、比婆山連山、白滝山、三国境の山々など、同定してみせるが、みんな聞いているふうはない。一息入れて本峰に戻り、あと片付け。軽くなったザックを背に、ルンルン気分で下山。リフト終点からは、ゲレンデを歩かせてもらって起点に還った。花の猫山で、トキワイカリソウしか見かけられなかったのが、ちょっと残念。



軌跡図
                                                   所要時間:5時間13分、歩行距離:6.2㎞ 
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。