大峯山(おおみねやま)西大峯山(にしおおみねやま)五本寺松山(ごほんじまつやま)引寄山(ひきよせやま)井手谷山(いでたにやま)
 
単独 2017.11.10 
川上登山口(9:01/10)→貯水槽(9:20)→休憩ベンチ(9:37)→展望岩(10:03)→大峯山(10:11/14)→峰太郎ブナ(10:29)→笠岩取付(10:43)→西のた(10:48)→滝のコース分岐(10:56)→西大峯山(11:04)→三つ岩(11:21)→オオネントウ(11:35)→タキ谷峠(11:52)→五本寺松山(12:05)→県264(12:18)→引寄山北尾根取付(12:27)→引寄山(12:52/13:20)→林道河津原線の峠(13:50)→井手谷山(14:12)→696峰(14:27)→取水堰(吉末川)(15:03)→起点(15:06/16)

軌跡図
                                                所要時間:5時間58分、歩行距離:約12㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
吉末(よしすえ)川の最上流部、上川上地区を取り囲む山稜を廻った。大峯山登山口に車を駐める。すっかり葉っぱを落としたサクラの園地を、一本のモミジが美しく彩っている。大峯ランドの道に出て見上げる晩秋の大峯山、いつもの景色に小さな太陽光発電所が加わっている。天気は好晴。

大峯山川上登山口休憩所(9:11)

大峯山 川上登山口園地より(9:12)
貯水槽、休憩ベンチ、展望岩、八畳岩を経て、なじみの大峯山頂へ。岩峰からの眺めは、彼方が霞んでいるものの申し分ない。これからたどる山座は、西の頂稜に遮られて西大峯、井手谷山しか同定できない。

大峯山三角点(10:09)

大峯山山頂 八畳岩より(10:10)

井手谷山 大峯山頂より(10:13)

六畳岩、八畳岩&西大峯尾根 大峯山頂より(10:14)
三角点分岐を右(西)に取って、西大峯へ。峯太郎ブナは、明るい雑木二次林の中にあって、大いに存在感を発揮している。笠岩は、分岐札が倒れ、今や知る人ぞ知る穴場。僕も久しく訪ねていない。西のた、滝のコース分岐を経て西大峯に至る。途中、いつも見かける熊棚に出会わない。今年は堅果類が不作?それとも熊がいなくなった?

峯太郎ブナ(10:29)

笠岩分岐(10:43)

西のた(10:49)

滝のコース分岐(10:56)
西大峯の山頂は、南面の見晴しがずいぶん悪くなっている。西尾根に5分ばかり下ったところで、熊の糞に出会う。熊さん、いてくれてありがとう。三つ岩、オオネントウと、シロモジの黄葉が残る落ち葉絨毯の径を下って、タキ谷峠へ降りる。晩秋一押しのハイキングコース、と言っていいと思う。峠の東側が間伐されて、ずいぶん明るくなっている。

西大峯山頂(11:04)

西大峯山頂の南面(11:04)

西大峯山頂の北面(11:04)

三つ岩(11:21)

オオネントウ(11:35)

タキ谷峠(11:51)
南に上り返したピークが五本寺松山、マツ雑木林が小さく開けて三角点がある。これより踏跡は不明瞭になるが、尾根筋を外さなければ、容易に県道294号虫道廿日市線に出られる。その県道を南に約200m、津田方面への里道分岐で、向かいの637m標高点尾根に取り付く。尾根には切り開きがあり、灌木越しに井手谷山を見ることができる。

五本寺松山山頂(12:05)

県道294号線(12:18)

県道294号線の津田分岐、引寄山取付(12:26)

井手谷山 引寄山北尾根より(12:34)
637峰より約25分で引寄山に達し、頂稜南側の鷹巣山分岐で昼食。引寄山の山頂は、小さな名札が架かるだけで、見過ごせば通り過ぎてしまいそう。引寄山を乗り越すと、落ち葉絨毯の素敵な山道になる。心地のよい昼食処でひと時を過ごし、東尾根の道へ下る。

引寄山山頂(12:52)

引寄山頂稜の鷹巣山分岐(12:53)
山道なりに行って、ちょっと迷走したけど、難なく林道河津原線の峠に降りた。川上側(北側)から、井手谷山西尾根に取り付く。尾根に上がると、山道に出会うが、北斜面を横手に行くので、捨てて、尾根筋の踏跡をたどる。大ヤブはなく、容易に井手谷山の山頂に達した。マツ雑木林のピークで、シロモジの幹に赤と白のテープが巻かれているほか、何もない。北尾根の踏跡を下る。696峰を越えて、左の谷へ迷走すること2回、約45分を要して、起点下の吉末川右岸に降りる。当初の計画どおり、取水堰の天端を渡って起点に還るが、増水期にこれは叶うまい。

林道河津原線の峠、井手谷山取付(13:51)

井手谷山山頂(14:12)

696峰山頂(14:27)

川上登山口下の吉末川取水堰(15:03)