積善山(せきぜんざん)
 
2人 2018.03.25 
土生港(9:14/30)⇒長江港(9:45/52)→登山口(10:12)→岩城公園(10:17)→桜登山道→妙見神社分岐(10:41)→妙見神社(10:46)→空中階段遊歩道分岐(10:55)→西駐車場(10:08)→尾根桜道→積善山(11:18/59)→夕日の展望台分岐(12:25)→木の実遊歩道→遊歩道取付(12:44)→海原農道→県道174岩城島環状線(13:11)→起点(13:47/14:20)⇒土生港(14:35)

軌跡図
所要時間:3時間55分、歩行距離:10.3㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
カミさんと岩城島(愛媛県越智郡上島町)の積善山へ花見に出かけた。因島土生港9時30分発のフェリーで長江港に渡る(約13分)。天気は好晴、9時52分に出発、県道174号岩城島環状線を西にたどる。左手の畑で桜の開花、その奥に霞む積善山を見て気をよくするが、道のほとりで見かける桜はいずれも蕾、という有様。代わりに、エニシダが咲き誇って迎えてくれる。やがて峠となり、積善山へ上がる林道、桜登山道が左(南)に分かれる。

長江港(9:53)

積善山登山口(県174)(10:12)
ほどなく岩城公園。立派な休憩所があり、ウォーターフロント付きの桜園地が整備されているが、いずれの桜の樹にも花は見えない。少し上がったところで一分咲きの桜に出会うが、一本きり。代わりに、フサアカシア(ミモザ)やミツバツツジが緑の少ない斜面を、みごとに彩ってくれていた。行く手に、霞む積善山を見てほどなく、妙見神社参道が尾根筋に分かれる。

岩城公園(10:16)

桜登山道のソメイヨシノ(10:22)

フサアカシア(ミモザ)(10:34)

妙見神社の鳥居(北参道入口)(10:41)
赤い鳥居を潜ってひと上りすると、巨石を御神体にした妙見社に出会う。お参りしたあと、拝殿の南側に出て尾根径をたどる。すぐ上が桜登山道で、右にたどれば、ほどなく空中階段遊歩道が右の支尾根に分かれる。桜登山道を道なりに上がる。やがて(約12分)、西駐車場に至る。尾根筋に遊歩道が分かれており、これをたどって積善山山頂へ。

妙見神社と御神体の巨石(10:45)

妙見神社南参道入口(10:48)

積善山西駐車場(尾根桜道取付)(11:07)

尾根桜道(11:12)
桜並木の素敵な展望稜線だが、急な階段道は、けっこうきつい。ひと汗かいて山頂に達す。展望台に上がって四周を眺めるが、しまなみの景色は春霞にけむっている。「多島海に浮かぶ桜の島」を訪れるのは、もう少し遅いほうがよいようだ。風を避けて二階の展望室でお弁当を食べる。帰りは、木の実遊歩道へ下った。南西尾根の遊歩道を戻り、西駐車場を右に見てほどなく、木の実遊歩道が南面横手に分かれる。尾根筋の径は、夕日の展望台、ハイクの森を経て赤石林道へ合流するようだ。

積善山展望台(11:17)

積善山東尾根 展望台より(11:21)

積善山山頂(11:57)

夕日の展望台分岐(12:26)
木の実遊歩道は、ほとりの樹木が切り払われて、とても明るく、岩城(いわぎ)の町並みや赤穂根島(あかほねじま)を見下ろしながらの漫歩。途中、開花した一樹の桜に出会えて、救われる。木の実遊歩道分岐から18分ほどで、大畠林道に降りた。左(東)に取ると、積善登山道のU字カーブに合流する。積善登山道は、積善山の南面を横手に回り込んで高度を上げ、桜登山道に合流している。

岩城の街並みと赤穂根島 木の実遊歩道より(12:33)

木の実遊歩道で出会ったちょっと早咲きの桜(12:34) 

木の実遊歩道取付(大畠林道)(12:43)

大畠林道起点&積善山登山道(手前)(12:46)
この際、積善登山道を岩城方面へ下り、高原から海原(かいはら)農道を選んで県道174号線に出る。高原桜公園の桜は、一分咲きまであと少しという状況。岩城港や赤穂根島を間近に眺め、レモン畑が続く農道を歩くのは、とてもさわやか。県道に出ても、自動車に出合うことはめったにない。道のへりに祀られた石仏をめぐりながら、見る角度で姿が変わる積善山に親しみながら、ポレポレ起点に還る。

海原農道分岐(12:55)

積善山 船越の県道174より(13:31)

県道沿いの石仏(16番札所千手観音)(13:32)

県道174号岩城島循環線(13:33)