船通山(せんつうざん)
 
2人 2018.04.30 
斐乃上温泉入口のⓅ(10:07/13)→わくわくプール(10:17/22)→鳥上滝コース登山口(10:51)→鳥上滝(11:18)→休憩広場(11:49)→船通山(11:56/12:33)→大ブナ(12:47)→亀石コース登山口(13:41)→亀石高殿鈩跡(13:59)→わくわくプール(14:16/20)→起点(14:23)

軌跡図
                                                  所要時間:4時間11分、歩行距離:10.3㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
船通山のカタクリ観賞。斐乃上温泉「斐乃上荘」入口の駐車場に車を駐める。天気は好晴、気温も汗ばむぐらいだが、わくわくプールに遊ぶ子供の姿はない。民宿たなべの前を通って、鳥上滝コースの道を上がる。

鳥上滝コースと亀石コースの分岐(10:22)

民宿たなべ(10:22)
あちこちでウワミズザクラが、道のへりでキケマン、タチツボスミレ、イチリンソウなどが、咲き誇って迎えてくれる。やがて登山口、駐車スペースは満杯状態。今年も虫が多い。闊葉樹の若葉が映える、明るい渓間の道をポレポレたどる。

ウワミズザクラ(10:31)

鳥上滝コース登山口(10:51)
渓水はさわやかに流れ下り、道のへりにはネコノメソウ、タチツボスミレ、サンインシロカネソウなどが、可憐に咲いている。やがて鳥上滝。左手衝立岩の岩溝を、水が静かに流れ落ちている。その左の岩間にくいこんで残る枯木は、いつからああしているんだろう。

鳥上滝左岸の登山道(11:18)

鳥上滝()
すぐ上にも小滝があり、越えると渓は穏やかになって、やがて稜線に出る。休憩広場から、カタクリのお花畑がはじまる。カタクリに親しみながら木道をたどれば、ほどなく船通山のてっぺん。先行者でにぎわう中、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)の石碑下に陣取り、お弁当を食べる。大山や三瓶までは霞んで見えないが、道後山、猫山、稲積山、窓山、比婆山、吾妻山、玉峰山などを同定する。

鳥上滝上流の小滝(11:22)

船通山北頂稜の木道(11:52)

船通山山頂(11:56)

船通山山頂(12:32)

船通山山頂(12:35)

船通山山頂(12:39)
下山は亀石コース。大ブナに素敵な山行を感謝して、ブナ森の横手道を漫歩。谷道に入ると、はじめ少々ぬかるむが難なく終わり、草花に出会いながらの楽ちんウォーク。山頂から1時間ほどで登山口に降りた。あとは船通山林道を下って起点に還るだけ。それにしても、例年出会うミヤマエンゴサクとキクザキイチゲを見かけなかった。なぜ? やっぱり、このところ続く異常気象のせいなのかな。

亀石コースの大ブナ(12:47)

亀石コース横手道(13:02)

亀石コース谷道取付(13:11)

亀石コース登山口(13:41)

亀石高殿鈩跡(13:59)

斐乃上温泉「斐乃上荘」入口(14:23)
出会った草花 

キケマン(ケシ科) 

タチツボスミレ(スミレ科)

イチリンソウ(キンポウゲ科)

ネコノメソウ(ユキノシタ科)

ハシリドコロ(ナス科)

イカリソウ(メギ科) 

カタクリ(ユリ科)

エンレイソウ(ユリ科)

サンインシロカネソウ(キンポウゲ科) 

サンインスミレサイシン(スミレ科)

ミヤマカタバミ(ミヤマカタバミ科)

ミツバツチグリ(バラ科)