天狗石山(ていぐいしやま)高杉山(たかすぎやま)
 
2人 2018.06.17 
サイオト集会所(8:53/9:07)→京良原峠(9:48)→981.7標高点(10:12)→高杉山分岐(10:39)→大岩(10:52)→天狗石山(11:00/10)→高杉山分岐(11:25)→ホン峠(11:33)→鳥越(11:42)→高杉山(12:04)→メダリストコースリフト終点(12:05/40)→マキガ峠(12:55)→小マキ山(13:04)→タラガ峠(13:19)→作業道(13:22)→林道(13:39)→順覚寺Ⓟ(13:57)→起点(14:01)
軌跡図
                                                              所要時間:4時間55分、歩行距離10.9㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。
 

アルバム
カミさん同伴で、オオヤマレンゲ&ササユリの花見山行。行き先は、阿佐山山塊の天狗石山と高杉山。サイオト集会所に車を駐めて、県道11号(旭戸河内線)を京良原峠(きょうらばらだお)へ。右手に高杉山、小マキ山(夫婦岩山)を背にした水田風景、行く手に草尾根から一兵衛山家山(いちべえさんかやま)へかけての、たおやかな稜線が広がっている。そして、道路端の休耕田では、牛たちがのんびり草を食んでいる。なんとも、のどかな道行きである。

サイオト集会所(9:06)

小マキ山、井屋山 集会所前の県道より(9:07)

京良原峠方面 県道より(9:11)

池田橋南詰(県11)(9:30)
京良原峠からは、早々に急坂がはじまるが、カミさんはしっかりした足取りで登っていく。やがて草尾根に上がり、眼前に高杉山や天狗石山の頂稜を眺めて一息入れる。

京良原峠の天狗石山登山口(9:48)

天狗石山西尾根(県境尾根)の急登(9:55)

天狗石山 草尾根より(10:25)

高杉山 草尾根より(10:26)
天狗石山までは思いのほか時間がかかり、峠から80分を要す。まあ、年相応というところか。お目当てのオオヤマレンゲは、美事に咲いていた。山頂からの見通しはよく、大江高山や三瓶山が遠望できた。

天狗石山山頂(11:07)

オオヤマレンゲ(モクレン科)(11:04)

大江高山など 天狗石山山頂より(11:09)

原山、栃山、三瓶山など 天狗石山山頂より(11:08)
来た道を戻り、ホン峠に降りて高杉山へ向かう。吸血昆虫がちょっとうるさいけど、鳥越からのブナ森に癒される。

高杉山分岐(11:25)

ホン峠(11:33)

鳥越(地下水ヶ所分岐)(11:42)

高杉山山頂(12:04)
高杉山の山頂を乗り越して、メダリストコースリフト終点でお弁当を食べる。空は好晴、素敵な眺望だ。西中国山地の峰々をカミさんに同定してみせるが、あまり感動しているようには見えない。南は天上山、西は掛山の風車群が見えるというのに…。ともあれ至福のひと時を過ごし、草原の南西尾根を下って、マキガ峠から小マキ山(夫婦岩山)へ。草間にヒメハギを見かけるが、期待していたササユリの姿はない。

高杉山南西頂稜(メダリストコースリフト終点)(10:59)

高杉山南西尾根 メダリストコースリフト終点より(12:41)
小マキ山からは、北西尾根に夫婦岩コースがあるが、今回はササユリを求めて南の主脈径をたどってみる。が、タラガ峠に着いたのは、もはや1時19分。井屋山を越すのは断念して、乗越径を右に取る。

高杉山 小マキ山より(12:59)

小マキ山山頂(13:05)

タラガ峠(13:19)

作業道終点(13:22)
ほどなく作業道になり、やがて林道終点へ合流した。作業道の後半からは、皆伐植林地になって開け、中野冠を眼前にした素敵な漫歩となる。で、夫婦岩コースへの林道分岐を過ぎて、ようやく待望のササユリに出会う。以後、つぎつぎ現れて、カミさんもニカニカ顔。満ち足りて5分も下ると、順覚寺南の里道に出た。目の前すぐそこに、カブリ山(中野冠山)を背にしたサイオト集会所が見える。

林道終点(13:39)

夫婦岩コースへの林道分岐(13:48)

ササユリ(13:51)

林道起点(順覚寺駐車場入口)(13:58)